ミュージカル『黒い二、三十人の女』

歌詞と曲解説

 下記の音源は記譜ソフトで書いた楽譜をソフトウェア音源で再生しているだけで、参考程度の伴奏のみです。一応歌は最高に下手ですが録音してあります。もしお聴きになる場合は、是非、想像力を働かせてお聴きください。
■第6場
S2 《間奏曲》

M16 《私の名前で船を出せ》

大公:
氷に閉じ込められた鯨 一刻も早く助けてやれ
氷を砕く大きな船で 船団を作り助け出せ

他の国も次々に乗り出してくる
どこの国にも負ける訳にはいかない
今すぐにでも私の名前で船を出せ
勝たねばいかん 勝たねばいかんのだ!

ファーデン「しかし、我が国に船はありません。
      そもそも海がありませんが」

大公:
そんな事は関係ないぞ 鯨は貴重な生き物だ
助けてやらねば可哀想だ 私の名前で船を出せ

他の国も次々に乗り出してくる
どこの国にも負ける訳にはいかない
今すぐにでも私の名前で船を出せ
守らねばいかん 守らねばいかんのだ!

寒い北国 氷に閉ざされた鯨は
独りぼっちで震えているのだろう
食べ物もなく 仲間の姿もなく
鯨は凍えそうな未来を見つめてるだけ

他の国も次々に乗り出してくる
どこの国にも負ける訳にはいかない
今すぐにでも私の名前で船を出せ
早く船を出せ 今だ船を出せ
そこで船を出せ 私の名前で船を出せ


【解説】
 オペラのアリアのパロディ風の曲。この国には海がないにもかかわらず、氷に閉じ込められたクジラを救うために砕氷船を出せと命じる大公。貴重な生き物であるという理由で戦費よりもクジラを優先させる大公のロマンティシズムを諧謔的に表現するため音程などに無理を出す。
オルゴール風の伴奏から始まる中間部のメロドラマ的なフレーズは《白黒はっきり》の冒頭に使われたように大公登場のファンファーレになる。

 この後、《二つの影の対話》の通信音的なイントロが流れ、ネイダフがいつものようにファーデンに歌いかけるが「歌っている場合ではない!」と叱責される。
【オーケストラ伴奏についての追記】例えば、この幕が上がると大公お抱えの弦楽四重奏団が舞台上にいて、大公が彼らの演奏を楽しんでいる。そこにファーデンがやってきて、という情景にし、この曲を弦楽四重奏での伴奏としてみた。なので「バイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1」でアレンジしています。

■第7場
M17 《兵隊さんがやってくる》

マリアヌ:兵隊さんがやってくる どんどん近づいてくる
     キラキラした剣を下げてこちらの方に
     兵隊さんがやってくる どんどん近づいてくる
     ギラギラした瞳
マリアヌ「(早口で捲し立てる)神の全ての御恵みにより、
     おんみの魂と肉体に幾久しく健康のさずけられんことを。
     神の愛に霊感を受くる者のうち、
     もっとも賤しき者の望むままに、
     おんみの日々が祝福されん事を」
ペルネル「あら、レプゴーさんのお説教?」
ファーデン:国境の村で戦いがあり
      多くの村人が殺されました
大公:なんという恐ろしい事だ わが軍は何をしてた
ファーデン:敵の軍隊は動いてません
      村人を殺したのはわが国に軍
大公:何を馬鹿な

マリアヌ:兵隊さんがやってくる どんどん近づいてくる
     キラキラした剣を下げてお隣の玄関に立っていました

大公:何故だ 何故だ わが軍は
   味方の村人を殺したりした?
ファーデン:敵から村を守るため
      国境の橋を落とそうとしたのですが
大公:それが何故だ
ファーデン:人が足りなく 武器が足りなく 食料もなく
      村人に協力を頼み橋を落とそうとしたのですが
大公:村を守るために橋を落とす 村のために

ペルネル&エルミル:
兵隊さんが言っている 橋を落とせと言っているわ
ギラギラした剣を下げて村人たちに
兵隊さんが無理矢理 橋を落とせと言っているわ
大事な橋 大事な橋 大事な橋を
ファーデン:強制された村人は 大事な橋を守るため
      兵隊たちに協力をせず やがて邪魔までするように
      そしてついに
大公:そしてついに

大公:村人たちを守るべき兵隊が
   邪魔をしたというだけで命まで奪ったか
ファーデン:最前線で武器も食料もない
      兵士は凍えそうな未来をみつめてるだけ

大公:橋を落とす方法しかなかったのか
   敵を防ぐ武器は他になかったのか
   村人と手を組む事はできなかったのか
ファーデン:この責任を誰が取るのでしょう

エルミル:神様がいて  (ペルネル:神様お慈悲をください)
マリアヌ:兵隊さんがやってくる (ペルネル:神様お慈悲をください)
エルミル:神様がいて (ペルネル:神様お慈悲をください)
マリアヌ:どんどん近づいてくる (ペルネル:神様お慈悲をください)
3人:神様感謝してます

女声:しまうま、ペンギン、パンダの白黒は?
   しまうま、ペンギン、パンダの白黒は?
   白は神様、黒は悪魔?
   白は天国、黒は地獄?
(このコーラスパートを背景に台詞の応酬がある)

大公:戦いは白黒だ正義と悪がある
ファーデン:戦いは灰色だ正義も悪もない
大公:騎士道は白黒だ名誉と恥がある
ファーデン:人間は灰色だ善人も悪人もいない
大公:魂は(エルミルたち:国境は) 白黒だ(エルミルたち:火の海だ)
   祝福と罰がある (エルミルたち:祝福はない)
ファーデン:信仰は(エルミルたち:国境は) 灰色だ(エルミルたち:火の海だ)
   神様も悪魔もいない(エルミルたち:神様はいない)
大公:戦いのその理由を
ファーデン:正しさのその理由を
全員:白黒のその理由を
   白黒はっきりさせる

【解説】
プワスキ家と城の二つの場面を横断するこのミュージカル中もっとも大規模な歌。
前半は、《スープが冷める》を応用した曲。元々3/4だが、軍楽太鼓や軍靴のリズムでいびつな行進曲風に聞こえる。前奏の間に会話(前奏が徐々に転調してもよい)。プワスキ家のテーマで、マリアヌが村に兵隊が近づいてくると歌う。
一方城ではファーデンが国境の村で戦いがあり、村人が大勢犠牲になったと告げ大公が驚く。しかも村人を襲ったのは敵ではなく自軍だという(説明のテーマや増4度の和音)。
再度、マリアヌが兵隊が近づいていることを歌う。
大公の疑問に対し、ファーデンは、兵站が足りない軍が敵の侵入を防ぐため国境の橋を落とそうとし、村人に協力を求めたと歌う。
ペルネルとエルミルが兵隊がやって来て生活上大事な橋を落とせと言っていると歌う。
ファーデンは、村人は橋を落とすことに協力しないばかりか邪魔までするようになり、軍と衝突したと報告する。
大公は《私の名前で船を出せ》のメロドラマ的旋律で、軍の暴挙を疑問視するが、ファーデンは氷に閉じ込められたクジラの運命より、武器も食糧もなく戦地に取り残された軍の運命を同じフレーズで皮肉に訴え、この責任は大公にあるとほのめかす。
マリアヌはプワスキ家のテーマでさらなる兵隊の接近を歌い、エルミルとペルネルは神様のテーマで神に祈る。
女声合唱が白黒のテーマで転調を繰り返し、《白黒はっきり》のワルツのメロディが短調で現れ、大公は戦いには正義と悪がありこのような戦いは許されないという主張、ファーデンは戦いは利害関係だけと主張する。やがてワルツは華やかな長調に転じ、戦いの理由について白黒つけようと歌い上げる。

■第8場
S3 《それぞれの思惑、さまざまな不確か》


【解説】
 第8場は、ずっと音楽が流れている。その中に、M18《はしごの子守唄》とM19《星空のブルース》が内包される形をとる。
冒頭、《はしごの子守歌》などから取られた主要主題(「夜の山道のテーマ」)が、野宿を控え星空の事やアイヒロットの記憶喪失について会話をするレプゴーとアイヒロットを支える。やがてアイヒロットは唯一覚えているフレーズをレプゴーに歌って聞かせる《はしごの子守歌》。(音源の中では、前奏と後奏のみとした)
 続いて、低音に《最終テスト》の伴奏音型が現れ、ファーデンと博士の会話となる。《傘を一本ここにすぐに》や《博士の愉快な研究》のフレーズも入り乱れ、最高に人間らしいロボット=スラに逃亡された博士をファーデンが攻める。
 《博士の愉快な研究》の経過句を経て、音楽は《おいていく(プワスキ、涙のバラード)》になりプワスキが登場。アイヒロットに、自分はレプゴーの見捨てられたのかと迫る。クラリネットで静かに《娘からの手紙》のフレーズが流れるところで、レプゴーの話の矛盾に気が付いたプワスキは、アイヒロットにレプゴーが持っている娘からの手紙を盗み読むよう頼む(《娘からの手紙》の伴奏音型のオスティナート部)。
 レプゴーが登場し、《星空のブルース》を歌う(音源では、出だしと後奏のみとした)。《聖人の歌》のフレーズの後奏の繰り返しの間にアイヒロットに接近するレプゴー。アイヒロットは、牢獄で出されたクイズの答えをレプゴーに尋ねる。《娘からの手紙》をかなり変容させた6/8のオスティナートで答えを明かしつつ、ナイフを持ってアイヒロットに近づくレプゴー。 音楽が止まり、レプゴーの台詞「君みたいな娘がいたら、もう少しはましだったかもしれない」
再び、冒頭の「夜の山道のテーマ」が再現され、レプゴーは明日城に着いたら大公に謁見するつもりだと話し、アイヒロットにもう寝るように促す。
「夜の山道のテーマ」のBメロに当たる部分で《二つの影の対話》のアラーム音、冒頭主題が重なり、ファーデンとネイダフが国境の村から来た男が明日の謁見を申し込んでいると話し、それを利用した何らかの計画について話し合う。中途半端に音楽は終わり、ファーデン「私を誰だと思っている?」ネイダフ「お前は、私だ」という台詞が舞台に響く。
■この音源では、「フルート2、クラリネット2、トランペット2、トロンボーン2、弦3部(ヴァイオリン、チェロ、コントラバス)、グロッケンシュピール、ピアノ」でアレンジしています。

M18 《はしごの子守唄》

アイヒロット:
月の表側にはしごを立てかけて
昇っていこう
気が付けばはしごの裏を昇ってる
表側は裏側になった

月の裏側にはしごをたてかけて
昇っていこう
月が回れば足を踏み外して
真っ逆さまだよ
気が付けばはしごの表側に
落ちているんだ


【解説】
アイヒロット唯一のソロ曲。アイヒロットが唯一覚えているという歌。月にはしごをかけた場合、どちらがはしごの表で、どちらが裏になるのかという、この作品のテーマを暗示する歌。この曲が《博士の愉快な研究》と同じメロディであるため、この曲を聞いていたスラとアイヒロットの関係が暗示される、
調性が移ろう難しい歌。

M19 《星空のブルース》

レプゴー:
なんでも見たいように見ている
なんでも信じたいように見てる
虹色の牢獄も汚物まみれの宮殿も
好きな歌歌って笑っているよ

(アイヒロットが手紙の内容に驚いている。)

夜空の星と星とを結んで
お姫様に見えるだの 鳥だの
虫だの神様だの船だのまっぴらさ
マロニエの枯れ木だけ

なんでも聞きたいように聞け
なんでも信じたいように聞け
ありがたい説法も裏切られた泣き言も
好きなだけ歌って嘆いていろよ


【解説】
レプゴーが《マロニエの枯れ木》で初出したブルースを全フレーズ歌う。夜空の無数の星をつないで、人だの虫だの船だのと、自分の見たいように星座を見る姿勢を批判する。後奏に《聖人の歌》のフレーズ。

■第9場
M20 《謁見の歌》
1
2
3
■長い台詞が入る部分で3分割しています。
ファーデン:
大公を刺した赤いナイフが
大勢の人を救うことになる
一人を殺すこのナイフで解決
馬鹿げた戦いで多くが傷つくのなら
殺すのは一人それが正しい選択

大公「ファーデン。調子にのるな」

ファーデン:
善悪など作られた錯覚なのに
戦争の目的は利益だけなのに
正義や神様など戦争にはいらないのに

愛国心、信念、名誉に大義
愚か者のくだらない妄想です
利益を管理すれば戦争など始まらない

馬鹿な感情で戦争を始めたら
人々は疲れ 国は軋み 倒れる

国の未来?それは違う あなたの未来でしょ?
あなたが滅びたって国も人民も滅びない
金貨を百枚あなたのために
国民の金であなたを助けるのですか?
それがあなたの正義、信念でしたか(嘲笑う)

(レプゴーに)ご存知ですか あなたの村は
大公が妄想の女たちと
きちがいのように戯れている間に
血生臭く惨い戦場となった事を
そしてその事は決して許せないはず  あなたは

(以下、間奏中に台詞)
(ファーデンが手袋をしまい《謁見の歌》一旦終わる)

ファーデン:
こんな時ですな 神様を信じたくなる
先程からどこか見覚えのある顔
スラ スラ
私を覚えていないのか
自由を求めて逃げた 自由の終着点に
自由を失うために 自ら戻ってきたか
悲しい事だなスラ 仲間だったらと言ったが
確かに仲間じゃないな これは人間ではない

(以下、間奏中に台詞)

女声:正義のため 名誉のため 神様のため
   復讐のため 恐怖のため 恨みのために
   戦う感情が戦争を腐らせる

ファーデン:
そんな戦いがこのまま続くのなら
国々は滅び 人々は殺し合って
残るのは肥り続けた正義

戦争はロボットにやらせろ
戦争はロボットにまかせろ
この国はロボットにまかせろ
この世界はロボットにまかせておけ!

【解説】
レプゴーは偶然手に入れた重要な文書で大公から金を巻き上げようとするが、ファーデンはナイフで大公を刺す。そして、ファーデンの最大の見せ場となる曲を歌いだす。特徴的な増4度の伴奏で、これまで《二つの影の対話》で小出しにされたメロディが歌われる。《博士の愉快な研究》のフレーズが見られることで、ファーデンの正体も暗示される。
「金貨を百枚あなたのために」のフレーズが《二つの影の対話》と《はしごの鎮魂歌》をつなぐ。レプゴーに村の惨状を伝える場面は重々しい伴奏。その後台詞が続き、曲は一旦止まる。
レプゴーの連れてきた従者アイヒロットが、スラであることに気づいたファーデンは《二つの影の対話》の音型で不気味にスラを呼ぶ。さらに《最終テスト》のフレーズでスラを追いつめる。間奏中の台詞を経て、女声が歌い始め、人間は愚かで正義や信念、名誉や宗教、恐怖や復讐のために戦争を繰り返す。いっそう戦争の経営はロボットに任せた方が良い、この国も世界もロボットに任せろと不気味なロボット讃歌を歌う。
M21 《星空のブルース(reprise)》

レプゴー:
なんでも見たいように見ている
なんでも信じたいように見てる
虹色の牢獄も糞にまみれた宮殿も
好きな歌歌って笑っているよ

なんでも歌いたいように歌え
なんでも信じたいように歌え
血まみれの歌劇場 純金製の屠殺場
好きな歌歌って笑っていろよ

月の影と影とを重ねて
女の子に見えるだの 井戸だの
猿だの怪物だの川だのまっぴらさ
マロニエの枯れ木だけ 国境も瓦礫だけ

アイヒロット「レプゴーさん?」
レプゴー(ぎりぎりまで迷うが、その手を取らず、
     アイヒロットに背を向ける)
「こんな馬鹿げた場所に来たのが間違いだった。じゃあな。」
(アイヒロットを置いて出て行こうとする)
アイヒロット「レプゴーさん?」
(プワスキが登場し、退場しようとしたレプゴーにぶつかる。)
レプゴー(驚いて)「プワスキ」
プワスキ「レプゴーさん、今度はアイヒロットも
     置き去りにするんですか」

レプゴー:
善良でも真面目でもないこの身に
(プワスキから少しづつ離れるレプゴー)
(プワスキの手には血塗られたナイフ、レプゴーの腹部から血)

レプゴー:慈悲深い神様が手を差し伸べた

アイヒロット「レプゴーさん!」

プワスキ:
獣から 盗賊から あなたの盾になり、
ナイフからでも 必ず守る守る守る・・・

レプゴー「お母様が持たせてくれたナイフだな。
     私の身を守るようにと」

レプゴー:
マロニエの枯れ木から
行きつくのは、どんな世界?

【解説】
ファーデン自身も知らなかった彼の正体と、大公が話しかけていた妄想の女たちの真実を知ったファーデンは自失し、そんな茶番劇にあきれたレプゴーが歌うブルース。
途中《娘からの手紙》のフレーズがブルースで現れ、アイヒロットも見捨ててこの場から逃走しようとしたところ、プワスキに刺されてしまう(ここで《二人旅のマーチ》のフレーズで音楽が止まる)。プワスキに刺されたレプゴーは《娘からの手紙》のフレーズをブルースに乗せて「慈悲深い神様が手を差し伸べた」と歌う。プワスキはレプゴーを刺しながら、守るはずだったと《ついていく》の歌詞で嘆き歌う。レプゴーは「マロニエの枯れ木から行きつくのは、どんな世界?」と歌いその後絶命する。

■第10場
M22 《はしごの鎮魂歌》

ネイダフ:
天国めざしてはしごをかけて
ゆっくりゆっくり昇ってゆけ
はしごの色は白か黒か
白と黒のしましま模様

天国めざしてはしごをかけて
落ちないようにしっかり昇れ
うまく昇るには目をつぶって
神の呼ぶ声に向かってゆけ 信じるまま

全員:
天国めざしてはしごをかけて
ゆっくりゆっくり昇ってゆけ
はしごの色は白か黒か
白と黒のしましま模様

【解説】
 大公はファーデンの代わりとなったネイダフにレプゴーへの鎮魂歌を歌うよう命じる(ネイダフはファーデンの役者が演じるので、実質ファーデンが歌うことになる)。神様の呼ぶ声に耳を澄まし目をつぶってはしごを昇っていけと、これまでのファーデンの思想とは全く逆のことを歌っている。調性もハ長調になってしまう。
《二重の影の対話》の通信音の様な不協和音が協和音に収斂され歌が始まる。この曲の音型の並びは《二重の影の対話》と同じで、間奏で台詞に合わせて《白黒はっきり》のメロディや《聖人の歌》のメロディ、《スープが冷めるや》の髪の毛のフレーズが登場。最後はアタッカでそのまま終曲に続く。

S4 《終曲》

【解説】
 カーテンコール用の賑やかなレビュー風音楽。